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高等学校学習指導要領分析
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全体概要 高等学校学習指導要領分析

2018(平成30)年3月に告示された高等学校学習指導要領の分析報告

前回の改訂から9年ぶりの改訂

2018(平成30)年3月に、高等学校学習指導要領の全部を改正する告示(以下、新高等学校学習指導要領)が公示されました。今回の改訂は2009(平成21)年以来、9年ぶりの改訂となります。2022(平成34)年4月(現在の小学校6年生が高校1年生になる年度)から施行予定です。

今回の改訂の基本的な考え方

今回の学習指導要領改訂は、高大接続改革(高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革)の中の「高等学校教育改革」において重要な位置づけとなっており、「子供たちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し、連携する社会に開かれた教育課程を重視」「現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で、知識の理解の質をさらに高め、確かな学力を育成」などの基本的な考え方をもとに作成されています。

〈主な改訂ポイント〉

●前文が新設
「社会に開かれた教育課程の実現」など、新学習指導要領を定めるに当たっての考え方を示している。
●「何ができるようになるか」を明確化
各教科・科目でどのような資質・能力を育成するかを「知識及び技能」 「思考力、判断力、表現力等」 「学びに向かう力、人間性等」 の三つの柱で再整理して、目標として記載している。
●主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善
各教科・科目で指導計画の作成に当たっての配慮や、具体的活動方法の記載の増加が見られる。
●各学校におけるカリキュラム・マネジメントの確立
総則に、教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図っていくことが記載されている。
●教科・科目の構成の改善
国語科における科目の再編、地理歴史科や公民科における科目の新設、共通教科「理数」の新設など
詳細は下記よりご確認ください。

改訂のスケジュール

新高等学校学習指導要領は、2018(平成30)年度に「周知徹底」、2019(平成31)年度~2021(平成33)年度の移行期間を経て、2022(平成34)年度から年次進行で実施される予定です。

新高等学校指導要領関連リンク(文部科学省 WEBページヘリンク)

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