英語講座案内 講座案内・時間割 | K会 冬期講習
読解力と発信力を備えた真の教養を身に付けることをめざします。
ギリシア神話はどう読まれてきたか?
受講目安
主な対象学年は中3生以上としますが、興味のある方であれば学年を問わずご受講いただけます。
講座内容
本講座ではギリシア神話の読解を通して、英語文化の基層にあるギリシア文化の流れを理解することをめざします。神話は知らなくても、神々や登場人物の名前は星座やオリンピックなどで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回はプロメテウスの神話、ナルシスの神話、アンティゴネーの神話、オルフェウスの神話を扱います。ヨーロッパの人々はギリシア神話を繰り返し参照し、絵画や彫刻、映画などに表現してきました。ギリシア神話を知ることは、ヨーロッパの人々の思考や文化の背景を知ることにもつながります。また、神話は単なる物語ではなく、私たちにさまざまなことを考えるきっかけを与えてくれます。例えばアンティゴネーは、敵国の兵として死んだ兄を埋葬しようとし、法に触れてしまいます。彼女の兄を弔いたいという気持ちは、罪に問われなくてはいけないものでしょうか。本講座では、まず実際の神話を読むことによって基礎的な英語の知識を確認し、読解力を付けることを目的とします。その後ヨーロッパ人がギリシア神話をいかに読んできたかを、最近の神話研究の業績も紹介しながら考えていきます。神話が持つ奥深さを感じとることにより、皆さんの読解力はさらに深みを増すことでしょう。
テーマ
第1 講 誰が人類に火をもたらしたのか?
第2 講 鏡の中の自分はどう見える?
第3 講 法律と家族はどちらが大事?
第4 講 愛によって死は乗り越えられるか?
時間割・担当講師
- 日程
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12月25日(水)~12月28日(土)
- 時間
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14:00~17:10
- 講座コード
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E321
- 講師名
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津田 悠一朗
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