令和7年度 愛知県公立高校入試 問題分析&解答 河合塾Wings 東海
変化した入試にもしっかり対応しています!
愛知県公立高校入試が変わり、マークシート方式の問題が出題されました。河合塾Wingsではこの変化にもしっかりと対応し、解答作成とともに問題分析を行っています。
国語
文章の流れ、表現を捉える
現代文は読み取りやすく、完答式の問題が減ったことで、大きな失点につながりにくい出題であった。ただ、話の筋道を示す言葉や表現の特徴に関わる言葉を捉えられないと、正しい選択が難しいものもあった。漢字や語句の出題には苦戦した受験生も多かったかもしれない。古文は言葉の対立関係を読み取ることが肝要である。常に文章を正確に読む力と言葉の力を身につけることが大切である。
【分析コメント(詳細)】
数学
条件把握と応用力養成
大設問の構成は昨年度から変化はなかった。しかし、計算力や考察力が必要な問題が増えている点やこれまであまり出題されなかった問題が出された点、また問題文が多少長い点を考慮すると、昨年度と比べるとやや難化した。
これから意識したい点として、問題文の条件を的確に読み取る力を養い、データの活用・関数・図形の応用的な問題にも慣れておく必要がある。
【分析コメント(詳細)】
社会
社会問題にも関心を
昨年度と比べやや難化した。設問の半分以上が完答問題となり、それ以外でも複数の資料や知識を組み合わせて解答させる問題も増えた。まずは教科書を中心に、基本的な知識事項を徹底して学習することが大切である。
また訪日外国人旅行者や為替をテーマにした出題も見られたため、普段から身のまわりの社会問題にも関心を持ち、考える習慣をつけていってほしい。
【分析コメント(詳細)】
理科
基本を土台に根本理解
昨年度と比べ易化したと思われる。
「光」の設問では選択肢の検討に作図の知識が求められたため、マークシート式とはいえ作図の練習は今後も必要となる。「電流と発熱」の設問では原理原則の理解が求められた。ただ、全体的に基礎的な内容も多く、受験生にとっては取り組みやすかったと思われる。まずは基本事項を確実に習得したうえで、根本的な理解を深めてほしい。
【分析コメント(詳細)】
英語
総合的な読解力と文法力が鍵
聞き取り検査では「時刻表」が出題され、戸惑った受験生も多かったと思うが、内容は標準的であった。筆記問題は全体的にやや難化した。大問3・4では図やグラフを正確に読み取り、しっかりと文構造を見極める必要があった。特に内容一致の問題では、選択肢の語数と数が増えて取り組みにくかったのではないか。
今後の対策としては、文法力・読解力・語彙力の3つを高めていきたい。
【分析コメント(詳細)】
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