国分寺高校問題分析 受験生情報局 | 河合塾Wings 関東
2025年度 国分寺高校の入試問題分析
国分寺の英語
2025年度入試問題
難易度の表記
A:易問(全問正解したい)
B:標準問(受検者平均を取るために正解したい)
C:難問(差をつけるために得点したい)
D:最難問
問題分析
例年リスニングをのぞいて3つの大問で構成されており、今年度も同じ出題傾向であった。
【2】は月についての研究発表の準備をする過程が対話文形式で書かれている。月の模型を作成し、それに伴い3Dプリンターをどのように使うのかという内容に展開していく。平易な文が多く、速読力と正確性が求められる大問であった。問5の語句整序問題は、分詞を利用した後置修飾に注目すると解きやすい。問6の内容一致問題は、各選択肢の英文自体は平易だが、本文の参照範囲が広いため情報を的確にたどる必要がある。
【3】は天気予報に関する論説文。天気予報の歴史、仕組み、的中率、運用方法など段落ごとに様々な内容が記述されている。問2では昨年と同様に、表の空所に必要な情報を補充する問題が出題された。本文に明確な根拠は少ないが、精読をすることで選択肢を絞ることができる。問3の語句整序問題はカッコの外にあるwearを有効に使いたい。また、orで繋ぐ語句が「疑問詞+to」であると考えるとスムーズに解けるだろう。
【4】はフィールドワークを題材にした対話文で、いくつかの植物と動物が話題に上がっている。問3の適語選択は下線部内容の言い換えであるが、解答の根拠が複数個所に点在しているため、読み進めながら解答していく問題であった。問5の適語選択問題も同様に、本文全体を振り返っての設問であり、素早く根拠を見つける力が求められた。問7の英作文は「フィールドワークにおいてどこで何を調査したいか」というテーマであった。他の問題数も多いため、英作文に時間を割くことが難しい。また、今回は本文で挙げられている例とは別に自分の意見を書く必要があったため、書きやすいテーマとは言いがたい。ただ、自分の興味に関する出題のため、トピックさえ見つかればある程度書き進められた受験生もいただろう。今回のようなテーマに備え、日頃から身の回りに興味を持ち、触れることが大切である。
全体を通して本文は平易な文が多く、基礎を問われる設問が多い。一方で読解問題が3つあり、分量・設問が多いことも特徴である。「いかに速く読めるか」が合格のカギとなるのは当然であるが、精読すべき文と速読すべき文を区別して読み進めていく必要がある。
国分寺の数学
2025年度入試問題
難易度の表記
A:易問(全問正解したい)
B:標準問(受検者平均を取るために正解したい)
C:難問(差をつけるために得点したい)
D:最難問
問題分析
【1】は例年通り、6題構成の小問集合であった。内容・難易度ともに大きな変更は見られなかった。昨年度から引き続き「データの活用」から出題があり、受験生はしっかり準備をしておくべきである。ミスなく全問正解を目指したい。
【2】も例年通り、放物線と直線からの出題であった。問1は確実に正解しておくべき易問。問2は面積比の問題で、関数では頻出の問題なのでしっかり記述できるようにしたい。問3は文字座標を利用した問題で、このテーマを十分に対策していないと完答できない問題であった。
【3】も例年通り平面図形からの出題で、円についての問題だった。問1は三角定規の辺比からの出題であった。確実に正答しておきたい。問2は相似の証明問題で中点連結定理に気づくことが出来れば完答できる問題であった。問3は問2を利用する問題で、やや手数が多く正答しづらい問題だった。
【4】は昨年から引き続き、記号選択を含む立体図形からの出題であった。問1の記号選択問題は空間の切断からの出題で、頻出のテーマなので、予め入念に対策しておきたい。問2は誘導文が詳細まで分かりやすく記載されており、問題文をよく読んで取り組むことが出来れば完答できる問題であった。
国分寺の国語
2025年度入試問題
難易度の表記
A:易問(全問正解したい)
B:標準問(受検者平均を取るために正解したい)
C:難問(差をつけるために得点したい)
D:最難問
問題分析
【1】漢字の読み書き 16点 【2】小説文 28点
【3】論説文 33点 【4】融合文 23点
出題形式はおおむね例年通りであった。そのうえ、選択肢問題では「すべて」「常に」などの極端な表現や「だけ」「のみ」などの限定表現があるものを切っていけば選びやすい問題も多かった。そのため、しっかり過去問を解いて対策をしてきた受検生にとっては全体を通して解きやすい問題であったと考えられる。
【1】(漢字の読み書き)
昨年同様に、三字・四字熟語の出題はなく、基礎的な漢字から出題された。今年度共通問題でも出題された「喝采」をはじめ、「敬服」や「浴びる」なども過去に共通問題から出題されたものである。他の自校作成問題校と違い、基礎的な漢字のみの出題のため全問正答が望ましい。
【2】小説文(青山美智子「お探し物は図書室まで」約3,800字、前年比約+600字)
定年退職を迎えた「わたし」が娘との会話を通じて様々なことについて考え、変わっていく物語。今年度同じ作者の作品は都立国立高校の入試問題でも出題された。基本的には登場人物の内面の変化を会話に沿って読めば答えが選択しやすい問題がほとんどであった。最終問題では、本文の表現について毎年問われているため先に設問を確認してから解くなどの対策が必要である。
【3】論説文(佐藤卓「塑する思考」(一部改変)約3,800字、前年比約-500字)
社会生活を送るうえで、相手を主体として物事を考えることの大切さについて述べた文章。具体例を踏まえて読んでいけば比較的理解しやすい内容であった。小説文同様に全体の内容を把握したうえで答える問題は今年度も出題されている。日ごろから部分だけ読み取って答えるのではなく、全体の内容をしっかり理解して読み解くように心がけたい。また、全体を通して難問が少ないため、200字作文は可能であれば書いて差をつけたいところである。
【4】融合文(髙橋克弘「隠された芭蕉」約3,200字、前年比約-100字)
感情表現が、作者個人を超えて、その場にいる他者や雰囲気まで波及していく俳句ならではの表現について言及した文章。本文では松尾芭蕉の句をもとに解説がなされているが、学校の教科書や融合文では頻出の人物のため、理解しやすい文章であったと考えられる。とはいえ、その分確実に高得点を狙う必要があるため、時間配分に気をつけたうえで、ていねいに読み解くことが求められる。
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