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共通テスト受験生への教科別学習アドバイス(地理歴史) 共通テストの教科別学習アドバイス | 大学入試解答速報

学習対策 共通テスト受験生への 教科別学習アドバイス 地理歴史(地理総合,地理探究/歴史総合,日本史探究/歴史総合,世界史探究) 学習対策 共通テスト受験生への 教科別学習アドバイス 地理歴史(地理総合,地理探究/歴史総合,日本史探究/歴史総合,世界史探究)

河合塾地歴科講師が、具体的に学習法をアドバイス!

【topics】
地理では統計表・統計地図・グラフなどの資料を組み合わせた読み取り問題が多く出題されています。日本史・世界史でも史料文・図版・グラフ・表・地図などの資料が多用され、会話文と組み合わせた問題も複数出題されました。

地理総合,地理探究

1.地図やグラフを多用し、その的確な判読と思考力を重視

共通テストでは、自然環境と農業や人口分布と自然災害のリスクなど、自然環境や人間生活に関わるさまざまな地理的事象の相互の関係を示した図表が多用され、資料を的確に読み取るスキルが求められます。また、解答には地形や気候と生活文化の相互関係や形成要因、産業の立地論など論理的に思考する力が不可欠で、問題文や図表の量が多いのでいち早く題意を理解し判断する力も必要です。

2.「地理総合、地理探究」の出題範囲

第2問は「地理総合」との共通問題で、地球的課題や国際理解、地域調査などの分野から、第3問は「地理探究」から自然環境と自然災害、資源と産業などの系統地理の分野と特定の地域を扱った地誌が出題されると思われます。いずれも必要な知識は教科書を逸脱することはありませんが、基本的な知識をもとに推論する力が問われます。

3.図表の判読と思考力アップのための学習対策

教科書や地図帳にはさまざま図表が掲載されていますが、そこから判読できることが何かを考える習慣をつけましょう。とくにプレート境界と変動帯、大気の大循環と気候区分など自然環境は成因を押さえておくことが重要です。共通テストの過去問や全統模試などでの問題演習は早くから始めて、図表を使った出題形式に慣れ、正解にいたる考え方をしっかり身につけましょう。

歴史総合,日本史探究

1.共通テストを解くうえで必要な学力

2025年度本試験や2022年に公表された試作問題を基に考察すると、「歴史総合,日本史探究」で基本的に要求される学力は、出来事の因果関係を正しく理解する力、歴史名辞の意味を正確に理解する力、史料や統計表などの資料を読解できる力などが中心といえます。

2.史料・図版・グラフ・統計表など資料を利用した設問が出る!

「歴史総合,日本史探究」では、史料・図版・略系図・地図・グラフ・統計表など諸資料を利用した設問が多く出題されます。受験生に思考力・判断力を求める共通テストでは、資料重視の傾向が強く、上述した諸資料の読解力・分析力の養成は、高得点を取るためには不可欠です。

3.問題を解くことからすべてが始まる!

2026年度共通テスト受験生には、とにかく問題演習量の確保を徹底してほしいと思います。過去問が1年分しかない科目ですので、まずは2025年度本試験や先述した試作問題に取り組み、次に旧課程の共通テスト日本史A・Bの問題も解きましょう。実際の問題を解くことで、思考力・判断力を求める共通テストの問いの立て方を感じることができます。そのうえで本格的な学習計画を立ててください。
そして、学習を進める際、市販の共通テスト「歴史総合,日本史探究」対策問題集を利用するなどして問題演習量を確保することを忘れないようにしましょう。特に、全体の4分の1(配点25点)を占める「歴史総合」は要注意です。2025年度本試験の「歴史総合」では、世界史の知識が必要な設問も全8問中3問ですが出題されました。
高得点が必要なら、歴史総合教科書の世界史分野の学習にも丁寧に取り組む方がよいでしょう。また、当然ながら思考力・判断力を育成する前提として知識を身につけることも重要です。多くの過去問がある旧センター試験日本史A・Bの問題なども積極的に解くなどして知識面の強化をはかりましょう。とにかく、多くの問題を解いて実戦力を高めていってください。

歴史総合,世界史探究

1.2025年1月実施の共通テストから科目が変わった!

これまでの「世界史B」から変わり、「歴史総合,世界史探究」元年となりました。「歴史総合」は日本史のみの小問はなく、世界史の比率が高いものでした。

2.「世界史探究」はどうだった?

「世界史探究」は、人名をはじめとする固有名詞が減少するなど、「世界史B」に比べると情報量が少なくなっています。したがって、共通テスト「世界史探究」で出題される「用語」量は、共通テスト「世界史B」より少なくなります。ただし、それは学ぶべき知識量が減ったということではありません。
用語そのものを問うのではなく、出来事の内容や因果関係、背景、影響などを問う問題や、出来事の時期を知っていないと解けない問題が多いのです。したがって、教科書などを利用して理解する学習が必要であり、用語の暗記だけでは対処できません。

3.「歴史総合」はどうやって勉強しよう?

「歴史総合」は、18世紀以降の日本を含む世界の歴史を扱います。したがって、「歴史総合」には世界史の内容が多く含まれているため、「歴史総合」の問題の半分以上は「世界史探究」の知識を活用すれば解くことができます。日本史部分の攻略は、普段の「世界史探究」の学習の際、同時期の日本がどのような状態であったか確認したり、また世界の動きが日本にどのような影響を与えていたか確認したりするクセをつけておくとよいでしょう。

4.さあ、始めよう!

共通テストでは、古代から現代まで幅広く出題されており、第二次世界大戦後の歴史からも出題されます。また、政治だけでなく、社会・経済や文化からの出題も多くあり、その社会経済史や文化史で差がつく傾向にあります。非常に広い範囲の学習が必要ですので、早めに取り組みましょう。その際、「タテのつながり」「ヨコのつながり」を意識した学習、とくに出来事の時期の把握を心がけるとよいでしょう。

河合塾の共通テスト対策

共通テスト対策講座では、共通テストで必要となる知識の理解、習得を行いつつ、今までに実施された試験の分析を踏まえた問題形式に取り組むことで、本番での高得点獲得をめざします。

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