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セミナーレポート 2020年度 セミナーレポート | フォロー体制 | K会とは | K会

さまざまな分野への興味・関心を高めるためのセミナーを、年2~3回実施しています。

多彩なテーマをもとに、普段とは違ったアプローチで皆さんのモチベーションや知的好奇心を高めていきます。セミナーの講師は、K会の講師および現在は各界で活躍する講師OB・OGがつとめます。

2020年12月6日(日)開催

データ構造の世界 ~高速で多機能な木の話~

情報科学

小倉 拳(K会情報科学科講師/東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻/国際情報オリンピック銀メダリスト)

コンピュータの強みとは何でしょうか?真っ先に思いつくのは高速な計算能力ですね。
1秒間に何十億回もの計算をこなしてくれるおかげで、今まで解けなかった複雑な問題を多く解けるようになりました。
コンピュータにはもう一つ重要な強みがあります。それは大きな記憶領域です。皆さんが持っているスマートフォンでも数十ギガバイトもの情報を保持できますし、デスクトップパソコンならテラバイト単位の情報を持つのも珍しくない時代です。これらの記憶領域はいわば計算用紙の役割を担っており、これ抜きには現代のIT社会を語ることはできないくらいに重要な存在です。
これだけ多くの情報を保持できて、しかも高速な計算能力も持ち合わせているとなれば、この世のどんな問題も一瞬でパパっと解いてしまえるように思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、人間社会はこの処理能力を遥かに超えた計算で溢れています。たとえば、Facebookのユーザーは20億人を超えています。つまりFacebook社は2ギガ人分の情報を管理しなければなりません。各ユーザーの名前だけでなく写真や毎日の投稿も保存しなければならないので、コンピュータの処理能力を持ってしてもとてもパパっと捌ける量ではありません。
それでも、皆さんがFacebookのページを開くと、数秒のうちに正しく情報を表示してくれますね。この裏には、限られた記憶領域と計算能力のなかで、高速にデータを処理するための工夫が隠されています。
本講義では、大量のデータをなるべく少ない記憶領域と計算時間で捌くための技術がどのようなものかを皆さんに知ってもらうために「データ構造」の世界を紹介します。そしてデータ構造の話をするうえでは避けて通れない「木」という概念について深く掘り下げていきます。
中学生・高校生、保護者のみなさま、ぜひ、お誘いあわせのうえご参加ください。

【参加者の声】

  • 高速矩形足し算大会で回隔を足し引きすればよいことが面白かった。
  • 最初箱で考えたら難しかったことも、木で考えたら簡単に考えられるようになってすごいと思った。
  • 円周率や六本木など時折ユーモアを取り入れて親しみがあり、頭に残るような講演でよかった。
  • 例の問題を使って説明してくださったことでわかりやすくなった。全体的に楽しかった。
  • とても面白かった。ピボットして(ロテートして)バランスよく生きていきたいと思いました。
  • プログラミングにデータ構造の知識が大切だということがわかって良かったです。頑張ります。

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