講座概要 数学講座案内 | 講座案内・時間割 | K会
カリキュラムの構成や授業の仕組みなどについてご案内します。
数学講座
最終目標
できるだけ早い時期に数学の本質に触れ、数学という学問の領域全体が
見渡せることを目標とします。
特長 ~数学の本質を楽しむ~
数学の魅力を最大限に引き出したカリキュラムで、皆さんの知的好奇心に応えていきます。積極的に学ぶ姿勢さえあれば、早い段階で知的遺産の最高峰である現代数学も学べます。あらゆる機会を活用して、新しい数学の世界をお楽しみください。
カリキュラムの構成
数学のカリキュラムは最初の2年間で中学・高校6年分の範囲を体系的に学習します。3年目以降は、大学の数学科でしか学べない現代数学を扱う「現代数学コース」と、中高数学とその一歩先にある理論をあわせて学ぶことで数学の楽しさや奥深さを味わいながら理解を深めていく「数学の楽しさコース」に分かれます。中学・高校・大学の枠にとらわれない、学問としての数学が学べるまさに珠玉のカリキュラムです。
講座フレーム
※学習状況にあわせてどのコースからでもご参加いただけます。詳しくはお問い合わせください。
テキスト
K会のテキストは、東大・東大大学院の在・卒生であるK会の講師が自分たちの過去の学習法や理想のカリキュラムなどについて議論を重ね、検証を繰り返しながら作成したオリジナルのテキストです。
※K会の教室で閲覧用のテキストを用意しています。内容・構成・難易・分量などを確認できます。
M1・M2 ~中高数学~
到達目標
中高数学を2年間で概観することを目標とします。中高数学で登場するさまざまな概念を知ってもらい、基本的な技術や考え方などを正しく身につけてもらうことをめざします。
授業時間
180分授業 (途中休憩あり)
90分(基本解説+問題演習+演習解説)×2回の授業で同時に2分野を進めていきます。
コース案内
M1・M2では、中高6年分の数学の全体図を一気に見渡します。これは、大学で学ぶ知識との融合により初めて成し遂げられるものです。中高で学習するすべての内容は、大学で学ぶ理論体系の中で初めて正確に位置づけられるのです。今、自分が学習のどの地点にいるのか、その地図を手にしながら進むことによって、より深い理解が得られるとK会は考えます。常に大学以上の知識を意識して作られたK会のテキストは、数学という大海に漕ぎ出す皆さんにとって、期待と希望に輝く海図となるに違いありません。
授業の仕組み
①予習
予習は必要ありません(テキストを読んできていることを前提に授業を行うことはありません)。
②授業
前回のおさらいやその講で扱うテーマの基本事項の説明から始まり、講義や演習を通して数学の本質的な考えや問題の解き方を学んでいきます。授業は少人数制で行われますので、授業中に質問することも可能です。
③復習
例題や問題を解き直し、ノートを使って、授業で得た知識を正確に使えているか、チェックしてください。また、過去に学んだ重要な概念や計算を思い出してもらうために宿題として「復習プリント」を毎講、配布します。作成した答案は丁寧に添削し、翌週返却します。
カリキュラム詳細
カリキュラムの詳細は「講座詳細」ページをご覧ください。
現代数学(基礎・発展)
到達目標
大学の数学科で扱っているような専門性の高い内容を学習します。早い段階で現代数学の基本的な概念に触れ、多くの分野を見てもらうことを目標とします。
授業時間
180分授業(途中休憩あり)
90分(講義)×2回の授業で同時に2分野を進めていきます。
コース案内
中高数学の奥に拡がる現代数学は、大学の数学科に独占させておくには惜しいほど魅力的なものです。主な題材は幾何学・解析学・整数論などで、必要最小限の道のりで現代数学の基礎的な結果に到達するために、現在入手できる教科書には見られない効率的なカリキュラムを開発しました。さらにコースの終盤では、数学研究の現場の雰囲気そのままの本格的な現代数学の題材も扱われます。二千年の歳月をかけて洗練されてきた高度な知の結晶を学ぶ興奮にご期待ください。
授業の仕組み
予習
テキストの各講の冒頭にその講の概要がまとめられているので、受講の前に目を通しておいてください(完全に理解する必要はありません)。
授業
新しい概念や定理を、具体例やそれぞれの証明を通して理解していくことが講義の中心となります。授業内では演習を行い、問題を考え自ら答案にしていくことで、さらに理解を整理していきます。
復習
毎講「復習プリント」を配布しますので、問題に取り組みながら、授業の内容を思い出してみましょう。わからない言葉などはこまめにテキストなどで見返すようにしてください。
カリキュラム詳細
カリキュラムの詳細は「講座詳細」ページをご覧ください。
数学の楽しさ(1~3)~ 中高数学・発展~
到達目標
M1・M2で学習した内容をもう一度振り返り、演習を通して知識の定着を図ります。周辺のトピックも楽しみながら、それぞれの単元をしっかりと身に付けていくことを目標とします。
授業時間
180分授業(途中休憩あり)
基本解説(60分)+問題演習(60分)+応用・拡大(60分)
コース案内
2年間で概観し全体の構図をつかんだ中高数学を、いろいろな角度からじっくり眺めることでより深く理解していくためのコースです。ここでは基本事項の解説や問題演習・添削を通して中高数学の各分野を満遍なく理解していくとともに、これらを学校では扱わない周辺分野や大学で学ぶ領域にも踏み込んで発展させます。中高数学とその一歩先にある理論をあわせて学ぶことで、数学の醍醐味を味わいながら磐石な理解を手に入れてください。
授業の仕組み
予習
テキストの基本事項をしっかりと読んで理解し、「予習プリント」を解いてみましょう。「何がわからなかったのか」を意識して授業を受けることが重要です。発展事項の予習は必要ありません。
授業
その講で扱うテーマの基本事項の説明から始まり、問題を解きます。その後、演習プリントを用いて1時間で3~4題の問題に取り組み、残りの時間を使って発展事項を紹介します。なお、予習・演習プリントは丁寧に添削し、翌週返却します。
復習
例題や問題を解き直し、ノートを使って、授業で得た知識が正確に使えているか、チェックしてください。また、返却されたプリントも丁寧に見直してください。わからないところは質問し、忘れている内容は必ず復習するよう心がけましょう。
カリキュラム詳細
カリキュラムの詳細は「講座詳細」ページをご覧ください。
数学オリンピックに学ぶ証明の技法
到達目標
主に中高数学で扱う内容を、「証明を書く」という観点を重視して概観します。中高数学をより高い視点から捉えられるようになること、そしてより高度な数学を学ぶにあたって必要となる基礎体力を身に付けることを目標とします。
授業時間
180分授業(途中休憩あり)
コース案内
この講座では、数学オリンピックの良問を主な題材として、証明を書く行為を大量に演習しながら、中高数学の内容を概観していきます。
授業の仕組み
予習
予習は必要ありません(テキストを読んできていることを前提に授業を行うことはありません)。
授業
その講で扱うテーマの基本事項の説明から始め、あわせていくつかの例題を扱います。その後、問題演習の時間となります。最後に、必要に応じて講師が問題の解説を行います。時には、生徒に解答を披露してもらうこともあるでしょう。
復習
状況に応じて軽い宿題を出すことがありますが、その有無によらず授業中に解ききれなかった問題にぜひ取り組んでください。解けた問題があれば、解答を作成して講師に提出しましょう。丁寧に添削してお返しします。
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