受験対策をする 早稲田大学をめざす|河合塾の難関大学受験対策
早稲田大学をめざす受験生へ河合塾の進学アドバイザーがアドバイス
河合塾の進学アドバイザーである早大チューターが、早大受験のポイントと対策をアドバイス。チューターのアドバイスを基に、早大合格に向けて受験対策をはじめましょう。
早大入試の特徴
皆さんは、早稲田大学の入試がどのようなものか知っていますか?早稲田大学には一般選抜や大学入学共通テスト利用入試、総合型選抜、学校推薦型選抜、帰国生・外国学生を対象とした入試など、さまざまな入試制度があります。入試制度により、必要な対策が異なりますので、詳細を確認してどの制度を利用するかを検討しましょう。
たとえば、一般選抜は全学部で実施され、3教科が基本です。なかには、国際教養学部・政治経済学部・スポーツ科学部のように共通テストが必須の学部もあります。2025年度入試(2025年4月入学)より、社会科学部と人間科学部も共通テストが必須になります。
各教科とも問題の難度が高く、試験時間に対して問題量が多いです。そのため、試験中に解答を熟考している時間があまりないので、知識を習得したうえで、問題を見た瞬間に反応できるよう演習を繰り返しましょう。また、英語4技能テストのスコアを利用する方式もありますので、英語が得意であれば英検対策をしておくとよいでしょう。
大学入学共通テスト利用入試は政治経済学部・法学部・社会科学部・人間科学部・スポーツ科学部の5学部で実施され、一部を除いて5教科6科目が基本です。一般選抜対策を優先するため、共通テスト対策は長期休暇の時間のあるタイミングで、講習を利用して対策することをおすすめします。
理系の科目別対策
理系の一般選抜は英語・数学・理科2科目が基本です。基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部は同一試験日に同一試験問題で実施されますので、3学部間の併願はできません。
英語は出題傾向の特徴に合わせた対策が必要
英語は語彙数3000以上で出題されるため、英文量で圧倒されやすいと思います。特に理系の難易度は大学生以上のレベルで出題されるため、しっかり対策をしておかないと文系学部の入試よりも難しいです。正確な文法力はもちろん、出題傾向の特徴に合わせた対応力が必要なので、さまざまなタイプの英文に取り組みましょう。高1・2生は英文法・語法をしっかりと勉強していきましょう。高3生は答案作成力を上げるために、「早慶大英語」の受講をおすすめします。
数学の問題は発想力を問われる
数学は難問というよりは発想力を問われる問題が出題されます。基礎固めをしっかり行い、一歩先の問題まで進むことが望ましいです。高1・2生は勉強中の単元をしっかり押さえましょう。高3生は難関数学講座で入試問題に対応できる実戦力を身につけることが重要です。
理科は早めの対策が重要
理科科目は問題量が多い傾向にあります。物理・化学は計算問題も多く出題されるので、正確な計算力を養っておくことが大切です。生物は論述問題が多く出題されるため、2~5行程度で要領よくまとめる練習をしておく必要があります。難しい実験考察問題なども出題されるので過去問研究も重要です。
また、理科は学校によって単元をすべて学び終える時期が異なり、高3生の11月にようやく受験範囲が終わる場合もあります。早め早めの対策で、高2生のときから物理や化学の授業を受けることをおすすめします。高3生は普段の授業は難関講座で対策し、講習では早慶大講座を活用して出題傾向の分析に基づいた演習を行いましょう。
苦手科目の克服が合格へのカギ
早稲田大学はどの科目も高いレベルが求められる大学であり、苦手科目の克服が必達目標です。得意科目を伸ばしていくことはもちろん強みになりますが、苦手科目を克服し、全科目で底上げを図れたかどうかが合格へのカギになります。河合塾の授業は合格へのエッセンスが詰め込まれたカリキュラムになっているので安心して受講できます。自身のレベルに合わせて対策し、合格をつかみましょう。
文系は早めの入試科目確認が重要
文系の一般選抜は英語・国語・地歴または数学の3科目が基本です。英語・国語・地歴・数学の4科目履修する人もいます。ただし、数学選択では受験できない学部もあるので注意が必要です。受験を考えている学部の入試科目を早めに確認しておくことをおすすめします。たとえば政治経済学部は共通テストで数学を使用しますし、文学部や文化構想学部、商学部で英語4技能型を受験するなら英検などの受験が必要です。
英語は「論理的に考えて解答を導く力」が必要
英語は理系同様、語彙数3000以上で出題されるため、英文量で圧倒されやすいと思います。学部によって出題傾向が異なりますが、どの学部においても「論理的に考えて解答を導く力」が必要です。現代文で培われる文章読解力が役立ちますが、現代文が苦手な場合は早期に対策しましょう。
また、早稲田大学の合格者は英語が得意な人がほとんどです。高1・2生のうちから英文法・語法を固めましょう。そして高3生では答案作成力を上げるために、「早慶大英語」の受講がおすすめです。
国語の基本事項は早めに習得しよう
早稲田大学合格には、高度な文章読解力を養成することが大切です。また、国語は現代文・古文・漢文すべてが必要になるため、計画的な学習が必要です。古文も題材となる文章の時代の幅が広いため、知識量を問われます。現代文に比べると、古文・漢文は対策すれば学力・得点力アップにつながりやすいので、基本事項の習得は早めに行うとよいでしょう。学校の授業進度によっては古文・漢文の対策を自分で進める必要があります。自分で対策することは大変だと思いますので、国語の講座を活用しましょう。
地歴公民は知識の整理で得点力がアップ
地歴公民についても難度の高い問題が出題されますが、基礎から標準レベルの問題で点数を落とさないように、まずは重要事項を押さえておくことが重要です。さらに得点を伸ばすためには、知識の丸暗記ではなく、理由を踏まえた知識の整理を行いましょう。
また、地歴は学校により、単元をすべて学び終える時期が異なります。高3生の11月にようやく受験範囲が終わる場合もあるので、河合塾の授業で先取り学習をすることをおすすめします。特に近現代は対策が入試本番ギリギリになると思いますので、夏期講習で対策しましょう。また、記述形式なので頻出漢字を書けるようにしておきましょう。
基礎の構築が合格へのカギ
文系学部は学部により出題傾向が異なるため、傾向の把握が重要になります。高3生から傾向別対策がスムーズに開始できるよう、それまでに基礎の構築をしておくことが合格への近道となります。河合塾の授業は合格力アップのために必要な要素を詰め込んだカリキュラムになっているので、安心して受講できます。自身のレベルに合わせて対策し、合格をつかみましょう。
早稲田大学に合格する生徒の特徴
合格した生徒は予習・復習をしっかりと行い、自分の学習ペースをつくれていることが多いです。客観的に自分の学習を分析し、効率的に勉強ができています。そして、自習室を利用している場合が多いです。自分の気分にあわせて、空き教室で試験会場の雰囲気を感じながら勉強する、ブース型自習室で集中して勉強するなどの工夫をすることで、集中力を保ちながら継続した勉強ができるようになります。
また、早稲田大学向けのイベントを活用して積極的に情報収集をしている生徒も多いです。時期によっては、実際の早稲田大学の問題に触れ、講師が解説するイベントがあります。講師が問題を分析し、練りに練った解説は得るものが多いので、まだ参加したことがないという方は、ぜひ参加してみてください。
模試を学習計画の見直しなどに活用
模試を定期的に受けることで、自分の学習計画の見直しやモチベーションの維持につながります。模試を受けた後は復習しましょう。解けなかった問題があるなら、授業で学んだ内容の定着に不十分な点があるということです。模試を学習計画に取り入れて、自分の学力を定期的に見直し、学習内容を着実に身につける学習習慣をつくりましょう。
また、早慶レベル模試の問題は、実際の早稲田大学の入試で的中しています。模試で解けない問題があったとしたら、解説を覚えるくらいよく読んで復習しましょう。
受験生へのメッセージ
高1・2生のうちに基礎の構築と苦手科目の克服に取り組み、高3生では傾向別の対策も含めて対応力を上げていきましょう。また、長期休暇中は、苦手科目の克服や得意科目の伸長などに集中的に取り組める期間です。年間を通して学習計画を立て、現役合格をつかみ取りましょう!
河合塾では入試への対応に精通したプロの講師と担当チューターが皆さんを合格までサポートします。自分の学習計画に迷ったら、ぜひ気軽に最寄りの河合塾校舎でチューターに相談してください。受験に関するさまざまな不安を解消し、志望大学合格めざして一緒に頑張りましょう。
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