「ココから攻める!東大現役合格ゼミ 第2弾」 イベントレポート | 体験授業・イベント
未来の東大生たちへ
9月の第1弾に引き続き、東大入試に精通した河合塾講師が「最重要分野」・「現役生の苦手な分野」に的を絞ってレクチャーしました。いよいよ迫るセンター試験、そして東大入試本番。入試直前期における対策法はとても具体的で、受講者からは「直前期に何をすべきか、具体的な戦略を立てるきっかけになりました」、「理解していたつもりだった部分が理解できていなかったことに気づけたので、さらに頑張りたいです!」と前向きな感想が多数集まりました。
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2018年12月24日(月・振)10:00~14:30
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河合塾 本郷校<東大専門特化>
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高3生
第一部
ココから攻める!東大英語 第2弾
講演者:河合塾講師 高沢 節子
第2回東大即応オープンを振り返り、時間配分や解答の順番が適切であったかを検討するところから始まりました。続いて、東大即応オープンの問題を例に挙げながら、各問題の採点基準や、「ココ攻め!ポイント」の説明が行われました。最後に、本日から入試日までの「ココ攻め!ポイント」として、センター試験対策と二次試験対策とのバランスや、センター試験後の二次試験対策の方法についての説明がありました。また試験当日の気持ちの持ち方のアドバイスもあり、うなずきながら聞いている受講者の様子もありました。
第二部
東大入試情報ガイダンス
講演者:河合塾 本郷校 進学アドバイザー 吉田 顕
第2回東大即応オープン・第3回全統模試の結果から、今年の東大入試の動向について説明がありました。受験生の得点分布・判定別各科目の平均点から、残り2ヶ月間でどのように合格ラインを突破していけば良いかについてのアドバイスがありました。また、迫るセンター試験に向けても、どのような意識で取り組むべきなのか、データ以外にも、過去の合格者の勉強法など、体験談を元にした具体的な試験対策についての説明がありました。受講者からは「直前期に何をやるべきか分かった」、「今後の学習の指針としたい内容だった」、「東大本番プレテストに向けてモチベーションが上がった」など、前向きな感想を多くいただきました。吉田アドバイザーは「現役生は最後の最後まで学力が伸びる」というメッセージで受講者を激励しました。
第三部
ココから攻める!東大理類数学 第2弾
講演者:河合塾講師 香坂 季京
今回のガイダンスでは、東大入試で得点源としやすい「確率」の問題に実際に取り組みました。受講者は熱心に手を動かし、ペンを走らせていました。「数学が苦手でも、『確率』の分野はコツさえつかんでしまえば今からでも十分武器として利用しやすいため、あきらめる必要はない」と講師からエールが送られていました。解説では、「数学は問題文を読むとすぐ解答に取り組もうとする生徒が多いが、問題文の状況をしっかりと把握して、整理して解答していくことが重要であり、それは東大の求める『自主的に考えることができる人』につながる」と香坂先生は話していました。生徒もうなずきながらノートを取り、受講していました。
ココから攻める!東大文類数学 第2弾
講演者:河合塾講師 刈谷 今比古
東大入試で押さえておきたい「逆像法」と「確率漸化式」の問題を解くところから講座がスタートしました。受講者は熱心に問題を解いていました。解説では、解答プロセスの確認だけでなく、途中で解説を止めて、受講者に考えさせて進めていく場面も見られました。「今日の講座で教わったことも、日を改めてもう一度解いてみるときっとすべては解くことができないでしょう。分かったつもりで終わらせずに、実際に手を動かして、深いところまで理解することを欠かさずに、直前期の学習を進めましょう」というアドバイスが送られました。多くの受験生を指導してきた刈谷先生の言葉には重みと説得力があり、受講者は引き込まれていました。