未来の京大生たちへ。京大×河合塾『特別講演会』 イベントレポート | 体験授業・イベント
京都大学とのコラボで講演会
6月10日(日)、グランフロント大阪北館タワーCにて、京都大学の教授による講演会を実施しました。申込数が予想を遥かに上回り、急遽同時中継にて隣の会場も使用する運びとなりました。当日は悪天候にも関わらず、300名超という非常に多くのお客様にご来場いただきました。京大教授の講演の前には、河合塾による新大学入試に関する講演会を同会場にて実施しました。ともに親子での参加が多く見られ、大変好評なイベントとなりました。
- 日時
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2018年6月10日(日) 15:00~16:10
- 会場
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グランフロント大阪
- 対象
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中学生・高校生・高卒生・保護者
未来の京大生たちへ。京大×河合塾「特別講演会」
講演者:京都大学 大学院情報学研究科 知能情報学専攻 鹿島 久嗣教授
鹿島先生には人工知能のしくみと未来についてご講演いただきました。
人工知能にはさまざまな分野があり、現在の人工知能ブームは「機械学習」に支えられています。この機械学習の例として手書き数字の認識器が取り上げられ、人工知能が数字の識別を学習するしくみの話では、生徒・保護者とも熱心に耳を傾け、時折うなずく様子が見られました。
講演の終盤では、人工知能脅威論に触れながら、人工知能の可能性と限界についてお話しいただきました。人工知能はタスクによっては人間を超えますが、決して万能ではありません。重要なのは、人工知能を恐れるのではなく、人工知能の得意・苦手、人間の得意・苦手を理解した上で、人工知能と分担しながら道具としてうまく使うことであると講演を締めくくられました。