卒業生の体験談060:高卒認定試験 > 中央大学 文学部 コスモ体験談 | 河合塾COSMO
安心のできる「居場所」で、自信を取り戻し成長できた
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塾を転々としてコスモへ
-- コスモに入った経緯を教えてください。
高校2年次に中退してから直ぐに他塾で高卒認定試験の勉強を始め、高3年齢の8月の試験で必要な科目全てを取り切ることができました。高認を取り終えてからすぐに大学受験への勉強にシフトしたのですが、大学受験に必要な知識量や演習量は多く、また生活のリズムや体調も崩しがちで勉強が長続きしませんでした。塾も転々として4つ目でコスモに辿り着きましたが、その当時は環境の変化への対応の出来なさや自信の喪失、生活のリズムの崩れ等で勉強に集中できる状態では無かったと記憶しています。
勉強一辺倒だった自分を変える何かが欲しかった
-- 河合塾コスモへは何を期待して入校しましたか。
勉強一辺倒となっていた私はコスモに対してユニークだなという印象を持ちました。塾や予備校というものは勉強に特化しているもの、勉強をするところと思い込んでいた節があったかもしれません。コスモでは授業・勉強・サークル・ゼミ・遊びなど塾生側の体調や考えによって選択することができます。授業も出たいものに飛び入り参加でき、ゼミやサークルなども自由に参加可能です。また4月と7月に河合塾で行われるサクセスクリニックで基準点を超えると大学受験科を取れるという制度も当時の私の背中を押したと思います。そのような受け皿の広さや、選択の幅というものに惹かれて入塾しました。
サークル活動やテーマ別ゼミに参加し、自発的に動けるようになった
-- 塾生同士の交流など、コスモではどのように過ごしていましたか。
コスモは自由な環境であるために、私達塾生側の行動や考え方で出来ることの幅が広がっていく場であると思います。私自身人見知りなところもあり、当初フェローさんとも他の塾生ともあまり交流がありませんでした。時間はかかりましたが、自発的に動くようになってからはフェローさんや塾生とも話す機会が増えたように思います。その一助になったのがサークルやテーマ別ゼミなどの活動です。私自身、毎日本を読むこととサークルやゼミに参加することに焦点を当てた時間がおよそ3ヶ月ほどありました。結果的にその期間がその後の受験勉強での「居場所」という点や、通い慣れる点でのプラスになったのではないかと思っています。
リフレッシュしながら、勉強がはかどった受験期
-- コスモの印象に残る講座(教科・テーマ別ゼミ)を教えてください。
授業では日本史の先生が語呂合わせや逸話などを教えて下さり覚えやすかったことが印象に残ってます。また古文の先生は受験に必要な知識に焦点を当てて強く記憶付けるような授業をして下さいました。加えて塾生数が一般的な予備校などよりも少ないことも相まって、先生方にも気にかけてもらったと思う機会が多かったように感じます。ゼミでは笑うゼミが印象に残っています。笑うことに特化したゼミで、私が参加した年度では日本の喜劇作品に焦点を当てました。作品上映の前後での先生の話も面白く、さらに自分が手に取ることがないであろう作品に出会うことができました。私自身の受験期のリフレッシュの手段の一つでもあったと思います。
-- 大学受験では、コスモをどのように利用しましたか。
受験期ではコスモを勉強の場として、またリフレッシュの場として利用していました。特に朝決まった時間に来れるように意識して勉強時間を確保することを重要視していました。授業は私の場合最低限しか取らず自習中心で勉強を進めていましたが、取っていない授業の先生方にも質問しやすい環境であったので不明点の解消も行いやすかったです。大学受験科には通わず、コスモに腰を据えて集中して学習できた要因の一つです。またゼミやサークルのような活動に参加することでメリハリのついた生活を心がけました。それによる勉強面での集中力の向上もありましたし、また他の塾生との交流など有意義な時間を過ごせたように思います。
学びたい学問、通いたい学校像を考えた
-- 進学先を決めた経緯を教えてください。
受験勉強再開時点で偏差値50にも届かず、また基礎知識も抜けていたので、細かく短期的目標を立てて受験勉強は進めていきました。志望校もぼんやりとしか考えておらず確定させたのも受験直前期の1月に入ってからでした。第1志望はチャレンジ校であったので手を抜くことが命取りになると思い、計画などを修正しつつ自分の弱点を埋めていこうと考えていました。最終的に第1志望には合格しませんでしたが、自分のより学びたい学問、通いたい学校像などを考慮して進学先を中央大学に決定しました。
私にとってのコスモとは…
-- 河合塾コスモはどんな場でしたか。
コスモは「居場所」を提供してくれたというのが一番大きいです。高校を中退したときは所属していた場所がなくなったことへの漠然とした不安や、心の拠り所の喪失感を抱えていたように思います。通うことが日常になったことで安心感が増え不安は緩和されていきました。またこの先の人生のことをより考えさせてくれた場所でもあったと思います。自分から動くことの重要性や、自分の行動に自分で責任を持つなど、私自身小中高ではスルーしてしまっていたことへ向き合うことを助けてくれた場所でもありました。そのためコスモは過去の清算と将来を考える場所であったと思います。
私からのメッセージ
-- 後輩のコスモ生へ、アドバイスやメッセージをお願いします。
コスモには様々な生徒が集まってきています。フェローさんやスタッフの方々や先生方もとても個性的です。自分から参加出来そうな時や、フェローさんに勧められた時など、ゼミやサークルに是非参加してみて下さい。その参加一つで話せる人ができたり「居場所」を感じられるかもしれません。話せなくても知っている人が増えるだけでも安心感は出てくるはずです。
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