卒業生の体験談057：通信制高校とコスモに在籍 ＞ 順天堂大学 国際教養学部 コスモ体験談 | 河合塾COSMO

--コスモに入ったきっかけを教えてください。

中学生のころから体調が悪く、通信制高校に進学したものの通えていなかった時期が多くありました。
そのため、行きたい学部に届くだけの学力がなく、現役生での合格はあきらめて、勉強してからチャレンジしようと決めていましたが、体調面での不安もあり、高卒生が通うような予備校では難しいだろうと思っていました。
自分でも通えそうなところはないかと調べたらコスモに出会い、説明会に参加して入塾を決めました。

--授業で印象に残っていることを教えてください。

いちばん好きだったのは、生物と現代文です。
生物の授業は、わかりやすい解説と思わず笑ってしまうような例え話がおもしろくて、毎回楽しみでした。受験で生物を使ったときも、ていねいにたくさん教えていただきました。
現代文の講師も話がとてもおもしろくて、最初は国語を大学受験で使う予定ではなかったのに、毎回出席していました。（笑）
そのせいか、模試で現代文の成績がグッと上がりました！
他の授業でも、講師のみなさんの知識量や経験がとても豊富で、実力をつけるのにとても助けになりました。

--授業以外ではどんなことが印象に残っていますか

みんなで集まってお茶をしながら話したり、コスモ農園で畑仕事をしたり、すぽると（スポーツサークル）で楽しく体を動かしたりしたことです。すべてにおいて、自分のペースでできることをやりたいだけやればよかったので、楽しく、気楽にすごせました。学校では同じようにはできないし、自分のペースで動けるのがコスモのいいところだと思います。

--コスモでは日常をどんなふうにすごしましたか。

必要な授業に出て、休み時間にはみんなで話したりゲームをしたりしながらすごしました。
疲れたときには昼寝をすることもありましたね。（笑）
友だちといっしょにいることが多かったですが、一人ですごすこともできたので、気ままに自然体でいられました。
気楽さと自由さを存分に味わったと思います。コスモでは勉強だけにのめり込んでいたわけではなく、体調が悪くてできなかった高校生活を取り戻していたような気がします。

--生徒同士の交流はどんな雰囲気でしたか。

コスモにはいろいろな人がいます。
学校をやめてきた人もいれば、親子関係で悩んでいた人もいました。私のように体調が悪い人も。
みんなそれぞれの事情で通ってきていましたが、お互いのつらさに共感してお互いを尊重していました。
相談をしたりされたり、助けたり助けられたりと、無意識に支えあっている感じでした。
友だちから学ばせてもらったこともたくさんあります。

--進学先はどうやって決めましたか。

コスモに入って２年目の夏、私自身はもう一年勉強してから大学受験をしたいと考えていましたが、父の「来年の春にいとこも大学受験するから、同じタイミングで受験してみたら？」という言葉で、受験してみようかなと思いました。
その後は、担当フェローに志望変更を伝えて、たくさん相談をしながら受験校を決めました。

コスモはみなさんの「ホーム」になるような存在です。
講師とスタッフのみなさんに助けを求めれば、必ず誰かが手を差し伸べていっしょに悩んだり考えたりしてくれます。
もしコスモに入ったら、ためらわずに存分に頼ってくださいね。