卒業生の体験談055:高校卒業 > コスモ > 千葉大学 理学部 数学科 情報数理コースに進学 コスモ体験談 | 河合塾COSMO
「通える場所がある」安心感のなか、自分の興味を自覚できた。
高校卒業 > コスモ > 千葉大学 理学部 数学科 情報数理コースに進学
河合塾コスモに入塾するまでの経緯を教えてください。
高校卒業後、うつ状態で家に引きこもっていた3年間を経て、このままではこの先も家から出られず状態になることを危惧していました。3年間の引きこもり生活で落ちた体力を回復するためと、大学への憧れから、受験体勢の整っている、かつ多忙すぎない環境を選択しようと考えてコスモに入りました。
コスモの塾生同士の交流はどうでしたか。
僕は主に3階のフリースペースや2階の講師のいるスペースに出入りして、そこにいる友人達とゲームをやっていました。とてもいい雰囲気でした。
授業とゼミで印象に残っていることを教えてください。
正直な話、授業は全くと言っていいほど出ていませんでした。一方ゼミは、「心と社会・生」ゼミや読書会等を中心に多く出席させてもらいました。特に「心と社会・生」ゼミでは中島先生から非常に多くの貴重な情報と体験をいただけました。
コスモでの日常はどのようにして過ごしていましたか。
課外授業としてのスポルト部やゲーム大会、コスモ喫茶等はよく出席しており、また精神的な安定に大きく貢献したことを実感しています。
先述のとおり、僕はほとんど授業には出席していませんでした。自習室を使うわけでもなく、いわゆるスタッフ、フェローの方に進路相談をすることもありませんでした。しかし、3階に来て友人達と会話したりゲームをしたりするためだけにでも「通える場所がある」ということは非常に精神上良かったです。
進学先はどのようにして決めましたか。
まず学部ですが、これについては理学部にしようと10月頃には決めました。というのも、自分自身は学問そのものを勉強することに対して大きな興味を感じていることを自覚したからです。学科は、数学科と物理科の選択で迷いましたが、国立では比較的時間に余裕があるため国立に決めました。
みなさんにメッセージをお願いします。
コスモは、あなたの選択肢の一つであると思います。授業、友人、学校といった既成の構造で上手くやっていけない人への選択肢なのです。この環境の中で、新しい自分や本当の自分を発見することもできる、そんなゆとりもあるのです。
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