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研究開発 男性(2010年入塾) 先輩の声 | 採用情報(学校法人河合塾)

新たなテストを開発し、人の成長をサポートする

現在の仕事内容は?

教育の研究開発として、新しいテストの開発を行っています。現在は、主に2つのプロジェクトが進行中です。
一つは高校生、大学生を対象とした、社会で必要とされる汎用的能力「ジェネリックスキル」を測定する「PROGテスト」を協力会社と共に開発しています。こちらは開発担当の講師と共に、新しいテスト問題を作成したり、テストの成績や活用方法について分析し、受験いただいた高校や大学に説明するのが主な業務です。
もう一つは、「学び・みらいPASS(統合テスト)」と呼ばれる、上記のPROGを始めとした4種類のテストを受験していただき、そのテストの成績をもとに受験者を多面的に評価するという、高校生を対象にしたテストの開発です。このテストは英語や数学などの教科学力を測る従来型のテストと異なり、全く新しい能力測定を行うテストですので、その評価結果をどのように受験者に見せるか、またどのような活用法があるかということについて、研究しています。

仕事でやりがいを感じられるときは?

自分が作ったものが活用されたり、役に立ったというお客様の声を聞いたときです。
私たちが作っているテストは、どれもまだ発展途上のものですが、売上も順調に伸び、興味を持ってくれている高校、大学も増えています。
このように利用者が増えたり、「これは使える」と言っていただけた時が、一番やりがいを感じられます。

いままでで一番苦労したことは?

入塾して6年目ですが、おそらく、今が一番苦労しているのではないかと思います。
「学び・みらいPASS」は、複数のテストを利用するため、それぞれのテストの関係者とともにプロジェクトを進めるので、非常に多くの人との連携が必要になります。さらに、高校はこれまでの教科学力の模試に慣れ親しんできたため、新しい能力を多面的に測定するテストに関しては、まずその価値を理解してもらう必要があります。
新しいことを多くの人と関わりながら進めるということが、何よりも大変なことだと感じています。

河合塾で働くことの魅力は?

人の成長を最優先に考え、真剣に取り組んでいることだと思います。
校舎での受験生の指導はもちろんのこと、私たちのような研究開発の部署でも、高校生・大学生たちが将来社会で活躍し、よりよい人生を送ってほしいという思いをこめて、新しいテストを作っています。今自分たちが開発しているテストは、これまでにない全く新しいものであり、全く新しいことに挑戦するということは、正解がなく、自分で課題やそのための解決策を目指していかなくてはなりません。そんな中でも、職員が人の成長のことを一番に考え、それぞれが自らの強みを生かして協力しているからこそ、新しいものを作り上げることができているのではないかと思います。

仕事で身についた力は?

一番身についたと感じているのはコミュニケーション能力です。
ここでいうコミュニケーション能力というのは、「話がうまい」と言うより、「いつ、誰に、どのように報告、連絡、相談」をするかといった能力のことです。テスト開発には多くのプロジェクトメンバーや顧客が関わってくるので、さまざまな人たちとのやり取りが非常に多いです。そのやり取りの中で、タイミングよく物事を伝達したり、情報を共有することが身についたのではないかと思います。
他には、よくテストの分析をしているので、統計的な知識や、分析結果を表現するためのPCスキルも身につきました。

今後の目標は?

テスト開発をしながら、さらにテストについて専門的な知識や技能を身につけたいです。
今開発しているテストの中には「項目反応理論(IRT)」や「潜在ランク理論(LRT)」といった、統計学の理論に基づき、コンピューター処理によって成績を算出するテストも含まれています。そうしたテスト理論について、より多くの知識や経験を得ることが、今後のテスト開発にも役立っていくと考えています。

河合塾に就職を考えている人にメッセージは?

河合塾は人の成長を考え、人を相手にし、人と共に作り上げていく仕事をしています。職員も、そうした成長の場に立ち会いたいと考えている人が数多く存在しています。一緒に人の成長のために尽くせる人をお待ちしております。