社会人　Ｓ．Ｕさん 教員・受検者の声 | ケンブリッジ英語検定｜河合塾ケンブリッジ英語検定事務局

オンラインでイギリス在住のご夫妻に英会話を教えていただいており、先生からケンブリッジ英語検定受検をすすめられました。ヨーロッパではケンブリッジ英語検定は皆が知っていて一般的なテストのようです。私は外国の人とコミュニケーションをとれるようになりたくて英語を学び始めたので、英語の４技能をバランス良く問われるケンブリッジ英語検定は自分の力を試すのに合っていると思ったのも受検の動機となりました。

今回A2レベルを受検しましたが、大人だけでなく、中高生、小学生と、受検者の年齢層が幅広かったのが印象的でした。ケンブリッジ英語検定のスピーキングテストは他の受検者とペアで受けるのですが、私の相手が小学生の男の子だったのには驚きました。ですが、面接官は私との共通の話題を探して質問してくれましたし、男の子もしっかり受け答えしていたので、問題なくテストを受けることができました。

英会話の先生にケンブリッジ大学出版が発行しているケンブリッジ英語検定の問題集を紹介してもらい、それを使って勉強しました。英会話の学習で使ったグラマーのテキストも、先生が選んでくれたケンブリッジ大学出版のものです（※）。ほかに、試験の1ヶ月くらい前に、ケンブリッジ英語検定のホームページでサンプル問題をダウンロードして勉強し、試験の形式に慣れました。

※English Grammar in Use Book with Answers / A2 Key for Schools 2 Student's Book with Answers with Audio with Resource Bank

英会話の先生がイギリス人と日本人のご夫妻なので、イギリス英語には慣れていました。リスニングでは、英語のネイティブスピーカー以外のいろいろな国の方の英語が話されますが、実生活でもネイティブスピーカー以外の人と英語で話す状況は多々あると思うので、実際の状況に即した試験だなと思いました。また、サンプル問題を聴いて練習すれば、当日は落ち着いてテストに臨めば聴き取れると思います。

いろいろな国の友達や旅行者と話せるようになりたいという、英会話を学び始めた当初からの目標は変わりませんが、勤めている会社が国際部門に力を入れ始めているので、英語を学んでいることが強みになり、仕事の可能性が広がればいいと思っています。また、日本や世界の情勢を見ると、今後、より国際化が進み、外国で暮らしたり働いたりすることが特別ではなくなるかもしれません。そのためにも、英語でコミュニケーションをとれるようになっておいたほうがいいと考えています。

実践的な英語力を測るケンブリッジ英語検定は、大人の方にとっては、学校教育で学んだ英語学習の概念が変わる検定だと思います。受験や就職のためのスコアではなく、本当の英語力を身に付けたい方におすすめです。

2024年9月インタビュー