令和6年度 愛知県公立高校入試 問題分析&解答 河合塾Wings 東海
変化した入試にもしっかり対応しています!
愛知県公立高校入試が変わり、マークシート方式の問題が出題されました。河合塾Wingsではこの変化にもしっかりと対応し、解答作成とともに問題分析を行っています。
国語
出題傾向に変化も
論説文では生徒の会話文を並び替える問題で、高い思考力と判断力が求められた。小説文では3つ完答する問題が初めて出題され、表現の特徴を捉えさせるなど難度も高かった。漢文も内容が読み取りづらいだけではなく、読解の鍵になる部分に現代語訳がつけられていなかったため、全体として難化したといえる。普段から文章の構成を意識し、述べられていることを丁寧に捉える力を養いたい。
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数学
昨年度と比べ難化
昨年度と比べ、大設問の構成に変化はなく、新傾向の出題は見られなかった。一方、解答に至るまでのステップが多い問題や、一つ一つの情報を精査して取り組まなければいけない問題が複数出題されたことから、昨年度と比べて難化した。教科書で学習した基礎内容を組みあわせる思考力や、問題の条件から図や表を利用して取り組む判断力・情報活用力が一層求められるようになったといえる。
【分析コメント(詳細)】
社会
基本事項の徹底を
昨年度と比べ易化した。複雑な資料を読み取る問題のほか、初見の資料からの出題や完答問題が減ったため、受験生にとっては取り組みやすかったのではないかと思われる。教科書を中心に、基本事項の理解を徹底していくことが大切である。
また一方で、新紙幣や自然災害など時事的な内容からの出題も見られたので、普段から社会的な出来事にも関心を持ち、考える習慣をつけてほしい。
【分析コメント(詳細)】
理科
複雑化された問題
昨年度と比べ難化した。一つ一つの実験に連続性がなく、条件が煩雑になっているほか、与えられた情報にも目新しいものがあり、問題を理解するまでにかなりの時間を要したと思われる。また、計算問題を解く際にもひと工夫が求められた点も特徴のひとつである。
これらのことを考えると、グラフや表を正確に読み取る力に加えて、情報を整理して分析する力を養う必要がある。
【分析コメント(詳細)】
英語
語彙力と読解力が鍵
問題の構成や難易度に大きな変化はなかったが、語順整序の配点が2点になり、より正確な文法の知識が求められた。
また、グラフや図表などの資料から情報を整理して英文を完成させる問題や、ウェブページの情報と一致する英文を選択する問題が出題された。このような文章を読み解くためには、正確な語彙力のほかに代名詞を具体的な名詞に置き換えて読む力も必要である。
【分析コメント(詳細)】
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